『自分で決める』ということ
自分で選んでいますか?
好きなものに囲まれて暮らしたい
私たちは自分の選んだもので作られています。 何を食べ、何を着て、誰と、何に時間やお金を使って過ごすのか。 その積み重ねが自分自身を作っていきます。 だからこそ、自分で選んでいきたい。 好きなもの食べ、好きなものを着て、好きなところに住み、好きなことをして、好きな人たちと暮らしたい。
選んでいるのは自分自身
私たちは日々たくさんの選択を繰り返しながら生きています。
- 何を食べるか
- 何を着るか
- 何にお金を使うか
- 週末何をして過ごすか
といった日常的なことから
- 進学するか
- どんな仕事をするか
- 結婚するか
- 子どもを望むか
- 家を持つか
といった生き方に関係することまで様々の決断をしています。
今日のお昼ご飯、自分で選んだ?
忙しい中であれこれ考えるのは大変かもしれません。 それでも、お金がないから、時間がないから、と考えること自体を放棄するのではなく、その中でできるベストな選択は何かな?と考えて工夫する習慣をつける。
- なんとなく選んだもの
- 自分で選んだもの
どちらが自分の毎日を輝かせてくれると思いますか?
日常的な選択をおろそかにしない
大きな決断を前にすると人は真剣に考えます。 その決断でその後の人生か大きく変わる可能性があるからです。 しかし日頃から自分で考えて判断する、という習慣がないといざという時に自分で決めることができません。 なんでもいい、みんなと一緒でいい、を繰り返しているといざという時に自分の気持ちがわからなくなり、自分で決断することができなくなってしまいます。 普段から小さなことでも自分で考えて決める習慣をつけていきましょう。
結果に責任を持つ
『自分で決める』=その結果に責任を持つ、ということ。 人のせいにできないからこそ真剣に考えるし、結果がたとえ上手くいかなかったとしてもどうしたら次はうまくいくのかを考えることができる。 人のせいにしていたら、自分は成長できないし、判断する力やセンスも身につきません。 日頃から小さな自分で選ぶ習慣をつけることで判断する力を磨いていきましょう。
自分のルールを決めよう
そうは言っても選択肢が多いし、決めるのは難しい…。 そんな人には自分のルールを決めることをお勧めします。 例えば私は初めて行くお店ではオススメを頼むようにしています。
- 店員さんとコミュニケーションをとりたい
- オススメというからには一番美味しいはず
というのが主な理由です。 ここでは「オススメを頼む」というのが私のルールです。 自分で選ぶと言っても、信頼できる人からアドバイスをもらったり、自分なりのルールを作ったり、と工夫をしています。 ルールを作るのは自分だし、いくつか候補があるとしたらその中から最終的に選ぶのも自分なので、たとえその結果が思ったものとは違ってもその結果を受けとめて今後にいかすことができます。 これは自分の生き方にも通じること。 全部の中から選ばないと…と思うとすごく大変だけれど、自分の判断基準に合うものの中から選ぶようにすれば判断は楽になるだけでなく、より自分の望む決断に近いものができるようになります。 そのためには、自分の判断基準をどうするか、何を大切にしているのか、を日頃から明確にしておく必要がありますね。
日頃から自分の選択に意識的になってみよう!
【オススメの本】
2017年を振り返る
決断とチャレンジの年でした。
2017年も残りわずか。 たくさんの挑戦と変化のこの一年を振り返ります。 それぞれの項目ごとに主な出来事や、関連記事・オススメの本を紹介しています。
家計管理・お金の勉強をスタート
今までのドンブリ勘定から抜け出し、固定費の見直しや投資信託のスタート、資格の取得などお金と向き合う一年でした。
- 格安SIMデビュー
- 投資信託をスタート(NISAデビュー)
- FP3級(5月)、FP2級(9月)を取得
- イオン銀行開設
支出を減らすだけではなく、自分のお金をどう使っていくかを真剣に考えました。 資格取得の目的はなくてもお金について知りたい、という方にもFPの勉強はオススメです。
【関連記事】 ・格安はLINEモバイルがオススメ ・投資とは明るい未来をつくること ・ステキな未来をつくるお金の使いかた ・わたしの独学FP合格勉強法 ・地球にやさしい銀行さがし 【オススメの本】
ミニマル子育てスタート
少ないもので暮らす、モノを減らす、という意味での『断捨離・ミニマルライフ』から一歩進み、モノだけではなく考え方や子育て、生き方についても『ミニマル子育て』『エッセンシャル思考』を取り入れはじめました。
- テレビなしの生活スタート
- 一汁一菜スタート
【関連記事】 ・暮らしの質を高めるテレビを手放すメリット ・料理が楽になった一汁一菜でよいという提案 ・わが家の一汁一菜がテレビで紹介されました 【オススメの本】
夫の退職・移住準備開始
これがライフイベントとしては一番大きいかもしれません。
- 夫が10年以上勤めた会社を退職
- 移住体験ツアーやセミナーに参加
自分たちらしい生き方ってなんだろう、どんな暮らしをして生きたいのだろう。 たくさん考えて話し合いました。 約8年暮らした住み慣れた土地を離れることになり、引っ越しを機にこれからの暮らしに必要なものを改めて見直すこともできました。
【オススメの本】
娘の4年分のアルバム完成!
地味だけれど個人的に達成感を一番感じたのはコレかも。 ずっとやらなきゃやらなきゃ…と思いつつも緊急性がないために後回しにしてしまっていたもの。 そういうものって常に頭のどこかにあってふとした時に思い出したり、自己嫌悪の原因になったりしてしまう。 これに取り組めたこと、仕組み化できたことはすごく大きいし、これから先とても楽に続けていかれるので嬉しい! 私が利用しているのはスマートフォンから簡単に注文ができるALBUS。 真四角な出来上がりがかわいいこと、専用のアルバムがあるのであれこれ探さなくてもいいこと、毎月リマインドをしてくれることが気に入って使っています。
【オススメのアプリ】 ALBUS 無料プリント枚数が1枚増える招待コードは4CWSです。
大きな決断の年だった
お互いサラリーマンと専業主婦の家庭に生まれ、大学を出て企業に勤めて…という親世代の常識の中で育ったわたしたち夫婦にとって、ライフスタイルに合った土地に住み、会社にしばられずに好きなように生きていく、という選択をすることは大きな決断でした。
決断する前はたくさん悩んだし不安もあって迷うこともありました。
それでも、一度決めて仕舞えば腹をくくって前を向いて進んでいけるので、この大きな一歩を踏み出せたことは本当に良かったと思っています。
2018年は、実際の移住生活がスタートし、わたしは仕事をはじめる予定なので今年と同じくらいさまざまな変化がありそうですが、1つ1つを楽しみながら暮らしていきたいです。
振り返ってみると本当にたくさんのことがあった一年でした。来年も楽しみだな。
老後の心配をやめる
『いま』の積み重ねが未来をつくる。
老後資金、貯めていません。
今年から家計管理に真剣に取り組みはじめ、固定費を見直したり、無駄遣いをなくしたりしてきましたが、その目的は貯蓄ではありません。 わが家の目的は以下の3つです。
- 生活コストを下げることで、お金やモノから自由になりたい。
- 大切な時間をやりたいことをやったり、子どもとあそんだりするために使えるように時間にしばられる働き方から解放されたい。
- モノではなく経験・体験を大切にしていきたい。
そのため、家計の見直しで浮いたお金を銀行に預けるのではなく、自分たちにとって価値があると思えることのために使っています。 そうはいってもこのままでいいのかな、なんていう思いも少しありました。 しかし、先日この本を読んで迷いが吹っ切れました。
自分のお金で死ぬまで困らない人というのは寿命の短い人。 老後の備えに関しては、少々貯金があろうとなかろうと、早く死ねばお金が余るし、長生きしたら足りなくなる、のであり、すべての人に、思いがけず長生きしたら最後は年金、そして生活保護、という割り切りが必要。
(ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう』より一部抜粋)
老後資金を頑張って貯めたとしても、いくつまで生きるかわからないし、その金額で足りるのかもわからない。 老後の心配をしたり、残高を気にしながらビクビクと暮らすより年齢に関係なく楽しく暮らしていける力、生きる力、稼ぐ力を身に付けることに大切なお金や時間を使っていきたいです。
『いま』のためにお金をつかう
老後資金の計画を立てると、毎月いくらかを貯蓄(もしくは運用)に回すことになり、当然のことながらそのお金は使えなくなります。 そのお金で
- 本を読んでより知識を増やせるかもしれない。
- 有益なセミナーに参加してビジネスチャンスが広がるかもしれない。
- 家族にとってかけがえのない経験ができるかもしれない。
貯めるばかりではお金を稼ぐ楽しさや大切さを知ることはできません。 娘にはお金は貯めるものではなく、使うものだと教えていきたい。 働く楽しさ、生きる楽しさを知ってほしい。 貯金額を気にするのではなく、どれだけ楽しくお金を稼げたか、使えたかが重要で、楽しくお金を使った経験は稼ぐ力につながってきます。 私自身も楽しく働いて、楽しくお金を使っていきたいです。 毎日続いているように思える毎日も、いつかは終わりがきます。 それはずっと先かもしれないし、想像しているよりも早く訪れるかもしれない。 だからこそどうなるかわからない未来のことで頭を悩ませるのではなく、『いま』を大切にしていきたいですね。 ちきりんさんのこの本、オススメです。
稼ぐ力ってなに?と思った方にはこちらもオススメ!
逆算の人生をやめる
いまを生きてる?
逆算する人生をやめる
最近読んだ下重暁子さんの本に『予定から逆算していまを生きるのは、ほんとうの意味でいまを生きていることにならない。』とあってドキッとしました。 ◯歳で定年すると考えて、◯歳までに結婚してその◯年後に子どもを産んで、◯歳までには家を建てて… それっていまを生きていると言えるの?と。
いまから未来に向かっていくのがほんとうの時間であり未来を区切り、逆算していまを生きるのはほんとうの時間ではない。わたしたちは細かく区切ってギスギス過ごしている。 そんなことでは豊かで贅沢な時の流れを実感することはできない。 (『持たない暮らし』より一部抜粋)
背中を見せられる大人になりたい
いつから将来に対して、夢や憧れや希望ではなく不安を抱くようになったのだろう? 子どもの頃はなんでもできるような気がしていたし、何にでもなれる、どこへでもいけると思っていたのに。
- お金がないから
- 時間がないから
- 将来が不安だから
理由をつけて行動を制限するようになってしまったのはいつからだろう? それが大人になる、ということなのだとしたら、それはとてもさみしいこと。 そんな大人をみて、子どもはどう育つんだろう? いまの先に未来がある。 いまを楽しく生きること。 一生懸命に生きること。 そんな姿を娘には見せたい。 やりたくないことや違和感を感じているのに“将来のため”とか“不安(心配)だから”という理由で我慢して頑張ることをやめる。 我慢している間に死んでしまったら、我慢だけの人生になってしまう… そんなのって悲しすぎる。 しかもそれを配偶者や子どものために我慢して頑張っていたんだ、なんて言われたら、遺された方もたまらない。 自分の人生を責任を持って生きる、楽しく生きる姿を見せる、そんな親でありたい。
専業主婦やめます
4年ちょっとの専業主婦を経て、ずっと家にいるより外に出て働きたい!とじわじわ感じはじめていたので、仕事探しもはじめています。 正社員で長く勤められる仕事ではなく、今までやりたいと思っていた仕事や働いてみたいと思っていた会社にいろいろとチャレンジするつもりです。
やりたいことだらけです
やってみたかったことってなんだろう、できるできないではなく、ひとまず全部書き出してみよう!と書き出してみるといろいろ出てきます。
- 本屋さんで働いてみたい
- お洒落なカフェで働きたい
- 英会話スクールで働きたい
- 海外で働いてみたい
- マチュピチュ行きたい
- ウユニ塩湖観たい
- ヨーロッパに行きたい
もはや仕事とは関係ないものもありますし、まだまだいっぱいあります。 全部はできないかもしれない。 やっていく中で、また違うことをやりたくなるかもしれないし1つのことを続けてみたくなるかもしれない。 また主婦に戻りたいと思うかもしれない。 そうなったらまたそうなった時に考えます。
まずはあれこれ考えずに行動あるのみ!
この本オススメです。
地球にやさしい銀行さがし
銀行、どうやって選んでる?
お金の使い方
先日紹介したサフィア・ミニーさんの本の中で、サフィアさんはこんなことも言っています。
自由になるお金があるときは、お金を社会的に意義のあることに使ってくれる金融機関に預ける。 反社会的な事業には融資しないことを理念に掲げている銀行に口座を持っている。 お金が、環境を守るプロジェクトや自然エネルギーの普及、フェアトレードなどに使われれば、社会が少しずつよくなっていくのではないでしょうか。
この文を読んだ時、自分の預けているお金がどのように使われているかを全く意識していなかったことに気がつきました。
サフィアさんの本の紹介はこちらを読んでね。
金融機関を選ぶ
投資信託を始めるにあたっては、本を読んだりセミナーに参加したりして、自分のお金をどう世の中の役に立てたいのか、どのように使われたいのかを真剣に考えました。 投資信託を始めた時の記事はこちら
私がやっているのは月々の積立投資。 のんびりゆっくり育てていきたい、そんな気持ちで始めたので毎月の金額は大きくありません。 一方で給与振込をしたり、生活費や貯金などのある程度まとまった金額を預けているのが銀行です。 普段の生活に欠くことのできない銀行。 どうやってその銀行を選んだか覚えていますか?
- 近くて便利だから
- 大手だから
- 給与の振込先だから
- 金利が他と比べて良いから
自分で振り返ってみても、給与の振込先として指定されたのでそのままなんとなく使い続けいてる、という感じでした。 でも、実際その銀行がどのようにお金を使ってるか知っていますか?
地球にやさしい銀行さがし
私がメインで使っている口座はメガバンクの1つだったのですが、メガバンクと呼ばれる銀行をはじめとした多くの銀行が地球環境を危険にさらす化石燃料や原子力にかかわる企業にお金を流していることを知り愕然としました。 『原発反対!』とどんなに声高に叫んでも、自分のお金が知らぬ間に原子力にかかわる企業に流れていたら意味がない。 自分ではそのつもりがなくても、その金融機関にお金を預けているということは、その金融機関を選んでいる、応援しているのと同じことになります。 一方で『脱原発』を掲げている信金など強い信念を持っている金融機関もあります。 地球にやさしい銀行を選ぶことで、持続可能な社会を作ることができます。 自分の大切なお金を、自分が正しいと思うことに使うために、地球にやさしい銀行を選んでみませんか?
労金やイオン銀行、楽天銀行やジャパンネット銀行をはじめとしたネット銀行も地球にやさしい銀行といえます。 わたしは家の近くにAEON系列のスーパーが多いのでイオン銀行を開設しました。 イオンカードセレクトを作ると、カード1枚でキャッシュカード、クレジットカードとWAONのポイントカードが兼用できる上、イオン銀行の普通預金の金利がお得になるという嬉しい特典付きです。 2017年11月30日までにこちらこら申し込みをすると、1,000円相当のポイントがもらえるキャンペーン中です。 気になる方は こちらをチェックしてみてくださいね。
自分の普段利用している銀行についてはMY BANK MY FUTURE 地球にやさしい銀行選び。で調べることができます。
大切なお金を預けている金融機関、自分の意思できちんと選びたいですね
『おしゃれなエコが世界を救う』
今日は素敵な本の紹介をするよ!
今日紹介するのは、フェアトレードカンパニー『ピープル・ツリー』創業者のサフィア・ミニーさんの『おしゃれなエコが世界を救う』という本です。
サフィア・ミニーさんについて
フェアトレードの学校に通い始めたことをきっかけに頻繁に訪れるようになった『ピープル・ツリー』。 サフィア・ミニーさんはピープル・ツリーを立ち上げた女社長さんです。 フェアトレードの学校の記事はこちら www.coromochi.com サフィアさんはイギリス出身の女性。 ご主人の転勤に伴い訪れたバブル景気の日本で、人間の豊かさをお金やモノではかることに不快感・違和感を感じ、グローバル・ヴィレッジ(ピープル・ツリーの前身)を立ち上げます。 フェアトレードビジネスにかける想いやピープル・ツリーの道のり、女性の社会進出について、お金の使い方についてなどサフィアさんの想いや魅力がたっぷり詰まった一冊です。
フェアトレードはチャリティーではない
途上国支援=寄付や援助という思考になりがちだけれど、途上国の生産者と先進国の消費者を対等に結び、チャリティーではなくビジネスで環境問題や貧困問題の解決をめざすのがフェアトレード。 『フェアトレードの商品を買うことで、それを作る生産者の人びとに仕事の機会が生まれる。寄付や援助ではなく、買い物を楽しみながら貧困をなくすことに参加できる。』 『フェアトレードとは、作る人と買う人がおたがいの文化を尊重し合い、学びあうこと』とサフィアさんは言います。
自分の暮らしが世界とつながる
サフィアさん自身が毎日の暮らしで使うものをフェアトレードやオーガニックのものにしたいと考え、作ってきたのがピープル・ツリーの商品の数々。 サフィアさんは
何かを食べるとき、身につけるとき、それ作った人のことを思い浮かべることができる。 自分の暮らしが、いろいろなものを通じて世界じゅうの誰かとつながっている。 そして、ものを買うことが、世界で最も立場の弱い人たちに収入をもたらし、環境をまもることにつながっている。
こう言います。 グローバル化がますます進む中で、便利さだけを追求するのではなく、日々の暮らしが世界とつながっていることを感じたり、自分の行動が環境保護につながっていると感じたりできる心の豊かさを大切にしていきたいものです。
お金の使い方を考える
サフィアさんが紹介しているお金の使い方の1つがオーガニック食材の購入。 私たちの体は自分が食べたものでできているからこそ、体の中に入れるものには余計に気を遣いたいもの。 サフィアさんが利用している『大地を守る会』は有機食材の宅配サービス。 宅配サービスは多くあるけれど、安心な食料の購入だけでなく、『大地を守る会』を通じて日本の農業や食の安全を守ることができます。 旬の厳選野菜や無添加のお豆腐など、 大地を守る会が自信を持ってセレクトした12種類を詰め合わせたお試しセット。 3,980円相当が今だけ最大50%以上OFFの1,980円〜お試しできるんです。 気になる方はみてみてくださいね。
大切なお金だからこそ、納得のいく使い方をしていきたいですね
主婦に必要なのは『多動力』だ!
こんにちは、ともちゃんです。 今回紹介するのは、堀江貴文さんの『多動力』。
ホリエモンの本には、家事や育児のヒントも多く書かれているので、主婦の方にオススメ!
堀江さんの本は、ビジネス書や自己啓発本として参考になるだけでなく、家事や育児をする主婦にもとても勉強になります。
続きを読む為末さんの『諦める力』を読んで家計簿と育児を諦めた話
こんにちは、ともちゃんです。
今回紹介するのは、為末大 さんの「諦める力」。
為末さんは、2001年のエドモントン世界選手権で、男子400メートルハードル日本人初となる銅メダルを獲得した人。
実は、ツイッター(@daijapan)のフォロワーが42万人もいるインフルエンサー(発言に影響力がある人)でもあるって知っていますか?
為末さんのつぶやきには発見や共感をすることが多く、著書の「諦める力」も気になって読んでみました。
生き方や考え方、子育てにおいてもとても勉強になる一冊でしたので、その魅力の一旦を紹介したいと思います!
「諦める力」とは
為末さんにとって「諦める」とは以下を意味します。
- 自分の才能や能力、置かれた状況などを明らかにしてよく理解し、今、この瞬間の自分の姿を悟ること。
- やめることは選ぶこと、決めること。AがやりたいからBを諦める。諦めることや逃げることではない。
- 手段を諦めることと目的を諦めることはちがう。目的さえ諦めなければ手段は変えてもいい。
実際に為末さんは、「自分は100メートル(花形種目)では決勝に出られないから、400メートルハードル(100メートルと比較すると華やかさに欠け、競技人口も少ない種目)でメダルを取ろう」と「手段を諦め」てメダルを取るという「目的を達成」しています。
ほんと、すごくポジティブな考え方と行動力ですよね!
過去のがんばりを大事にするあまり「諦められない」多くの日本人にとって、学ぶことが多い姿勢です。
「諦める」という言葉に後ろ向きなイメージを持っていたわたしは、目からウロコが落ちる思いで読み進めました。
そして、胸を張って家計簿と育児を諦めることにしました。
家計簿を諦めた
わたしにとって諦める力が必要だったことの一つが、家計簿。
つけるのが苦手だと感じつつも、「せっかくここまでやったんだから、諦めずに頑張ろう」と続けていました。
でも、家計がマイナスにならないようにする、という目的が達成されていれば、家計簿を諦めてもまったく問題ないんですよね。
わたしは今、ファイナンシャルプランナーの資格を取って、投資もはじめています。
家計簿をつけるよりも投資をするほうが楽しいし、わたしに向いている。
そして、結果も出ています。
家計簿という「手段を諦めて」、投資という別の方法で「目的を達成しよう」という一例です。
「諦める力」を読むまでは、家計簿を諦めたことに少し罪悪感を持っていたのですが、それがスッパリとなくなりました。
育児を諦めた
育児を諦めたと言っても、放棄するということではありません^^;
諦めることを受け入れる姿勢で育児に臨む決意をした、という意味です。
不得意なことを頑張るより、得意なことに力を注ぐ方が圧倒的に効率がいいし、やっている本人も楽しめますよね。
為末さんは本書の中で、以下のように言っています。
- やめてはいけないことはやらなければならないこと=ノルマになってしまう。
- 人は、褒められたり報酬を与えられたりすることで遊びの感覚が薄れていく。
- やめてもいいんだよ、やっても得にはならないよ、と言われても意に介さずやる人に共通しているのは、他人に評価してもらわなくても幸福感が得られているということ。
これは、育児にとっても同様だと気づきました。
なので3歳の娘には「いつ諦めてもいいよ」という姿勢で接することにしていきます。
できるだけ期待をかけず、自由にチャレンジしてもらう。
もし没頭するようなことに出会えれば、褒めず、そっと見守る。
そうすればきっと、いつまでも「今が楽しい」という幸福感を持ったまま成長してくれる、と信じています。
まとめ
人によって「諦める力」が効果を発揮するシーンは様々。
諦めることは決してネガティブなことではありません。
自信を持って、勇気を持って諦めていきましょう!
関連する本
「走りながら考える」 諦める力の活用方法がより具体的に書かれています。合わせて読むと理解が深まります。
『投資』とは「世の中をより良くし、明るい未来をつくること」
こんにちわ!年間150万円の赤字家計と戦う、ともちゃんです。
あなたは「投資」という言葉にどんなイメージをもっていますか?
「自分の資産を増やす手段」「リスクのあるお金の運用」「興味はあるけどよく分からない」
こんな声が聞こえてきた気がします。
たしかに、リスクを取って自分のお金を増やす手段であることに間違いありません。
以前のわたしも、そう思っていました。
でも、今は違います。
今のわたしにとって、投資とは「世の中をより良くして、明るい未来をつくること」です。
続きを読むパタゴニアの水着ではじめる!フェアトレードな夏休み
こんにちは、たっくんです!
毎日あついですが、みなさん元気におすごしですか?
ぼくはすでに夏バテ気味です・・・。
地球の温暖化を肌で感じるこんな毎日だからこそ、「身につけるモノは地球環境に配慮した製品にしたい」なんて思いませんか?
そんな思いがある方におすすめなのが、いい波が来たら社員をサーフィンに行かせることでも有名なパタゴニア。
パタゴニアは環境危機に真剣に取り組んでいる会社。しかも今年の水着は、すべてフェアトレードだよ!
続きを読む世の中のライフプランについて感じる違和感とイマの大切さ
こんにちわ、ともちゃんです!
自分のライフプランについて、あなたはどう考えていますか?
『ライフデザインとライフプラン』
FP2級のテキストによると、それぞれこんな意味があります。
- ライフデザイン=個人が生きていくうえでどう生きたいのか、自分の価値観で描くこと
- ライフプラン=ライフデザインをもとに、自分と家族がどのような人生を送りたいのかを計画すること