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3年続けて分かった『幼児向け通信講座』のメリットとデメリット

育児が楽しくてしかたないパパ、たっくんです。

わが家では、娘が生後6ヶ月から3歳半までの約3年間『こどもちゃれんじ』を利用していましたが、テレビを処分したことを機に解約をしました。

現在は『こどもちゃれんじ』をはじめとした幼児向け通信講座やテレビに頼らない育児を実践しています。

今回は、わが子が大切なパパママに向けて、3年続けて分かった『幼児向け通信講座』のメリットとデメリットについて、『こどもちゃれんじ』を例にとってお伝えします。

「こどもちゃれんじ」のメリット

こどもちゃれんじ」とは、ベネッセが運営する0〜6歳の幼児向け通信教育教材です。メインキャラクターの「しまじろう」をご存知のかたも多いでしょう。会員数は約70万人ほどですので、年間の出生数が100万人程度と考えると、6才までの子どものうち8人にひとりは申込んでいることになります。

なかなかのシェアですね。

おもちゃ、絵本、DVD、親向けの育児情報冊子が定期的に届いて、月あたりの会費が2000円程度なので、非常におトク。

教材の内容も月齢に合わせてくれるので、日々成長する子どもに何を与えたらいいか頭を悩ませる必要がなく、忙しいパパママを強力にサポートしてくれます。

娘も「しまじろう」をはじめとしたキャラクターや教材が大好きで、教材が送られてくると喜んで遊んでいました。

幼児向け通信講座は、子どもが喜び、親も助かる、とても便利なサービスです。

3つのデメリット

そんなにおトクで便利で大喜びなのに、なぜやめたのか。

その理由は以下の3つです。

便利すぎる

「おもちゃと絵本とDVDと親向けの雑誌が、子どもの月齢に合わせて、低価格で定期的に送られてくる」。

便利すぎて、「わが子の個性に合わせて必要なものを用意する」という、親としての大切な行為をしなくなりがちになります。少なくともぼくは通信講座に甘えてしまいました。

やめた今では、おもちゃの材質や遊びかた、絵本の内容、教育の進めかたについて、わが子のためにベストなものは何かをいつも考えています。

正直に言って、通信講座にお任せするよりも時間も体力も必要になりますが、親として大切な事をしているという充実感を感じますし、娘も以前より生き生きと遊んでくれているように思います。

最近では、無印良品の木の積み木と、拾ってきた松ぼっくりを組み合わせた遊びが流行っています。

木の積み木の肌触りや香りや音は、子どもだけでなく一緒に遊ぶ大人のこころも癒やしてくれるでしょう。

プラスチックのおもちゃでは味わえない、木の積み木の楽しさを教えてくれた娘に感謝しています。

情報(ノイズ)が多い

「こどもちゃれんじ」の各所には、やめさせまいとする仕掛けが盛りだくさんです。

DVDには来月以降のおもちゃの紹介映像がたっぷり収録されていて、子どもを釘付けにします。

おもちゃにも工夫があって、○月号のアレ(例えば、しゃべるペン)と、○月号のソレ(例えば、レジスター)を組み合わせると、おしゃべりレジスターの出来上がり!など、よく考えられてるなぁと思います。

純白の真綿のような小さな子どもを、メディアの攻撃にさらしてよいのか?

商売なので仕方がないとは思いつつ、少なからず抵抗を覚えてしまいます。

音がうるさい

「喋るペンこと、はてなんだくん」「しゃべるしまじろう人形」「iPadのようなタブレット」など、音を発するおもちゃがたくさん送られてきます。

「はてなーんだ!」「ぼくといっしょにあそぼぉ!」「たっちして!」

「こどもちゃれんじ」を契約していると、こんなキャラクターの声が四六時中響くことになるわけで、落ちついた暮らしとはだいぶ縁が遠くなります。

これら喋るおもちゃを処分したことで、わが家は落ち着きを取り戻すことができました。

家の中を静かにすることは、家族の声に耳をかたむけ、ていねいに暮らすことにつながるのです。

まとめ

幼児向け通信講座は、すごく便利でメリットの多いサービスです。と同時に、便利さの裏にはたくさんのデメリットもあることをお伝えしてきました。

両面を理解したうえで、上手に付き合っていくか、便利に頼らない子育てをするか、自分なりの子育てを楽しんでいけたらよいと思います。

以上、幼児向け通信講座に関する記事でした。

それではまた!

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