【一汁一菜で暮らす】シンプルな食事で心も軽くなる
わが家は一汁一菜
わが家の食卓は約1年前から『一汁一菜』です。 基本の食事は土鍋で炊いた玄米ごはんと具沢山のお味噌汁、パンケーキとスープなんていう日もあります。
料理が苦痛の日々
結婚するまで実家暮らしで、ほとんど料理をしたこともなかったため、結婚と同時に料理の大変さを思い知ることになりました。 仕事と家事、さらには育児を器用にこなしている友人を見ていると、「自分も頑張らないと!」とは思うものの、もともと料理が好きでも得意でもない私。 好きでも得意でもないことを毎日やらなくてはいけないというのはこんなにも辛いことなのかと感じる日々。 それでもそこそこ頑張ってはきたけれど、ストレスが大きくイライラは増える一方。 食べることが大好きなのに、苦痛を伴う料理、そして食事の時間が楽しいものではなくなってしまいました。
一汁一菜との出会い
そんな状況を見かねて夫がプレゼントしてくれたのが土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』
一汁一菜は時間もかからずシンプル。 シンプルな暮らしにも合うし、なにより毎日頑張らなくていいんだよ、というメッセージが心に沁みました。 シンプルな食卓に慣れてくると、毎日メニューを考えなくてもいいので気分がとても楽になり、料理がそれほど苦痛ではなくなり、さらにそれまでほとんど料理をしたことのなかった夫もたまに作ってくれるようになりました。
今では夫が料理担当に
もともとオタク気質な夫。 一汁一菜にハマって、ご飯も炊飯器から土鍋にシフトしたり、味噌汁からスープまでいろいろな具材を試してみたり。 今では娘の幼稚園のお弁当も毎日の食事も、時にはおやつまですべて夫が作っています。 夫のつくる食卓はこちら
楽しい食卓が復活
苦手なことを無理に頑張るよりも、家族が笑顔でいられることの方がよほど大切。 私も娘も食べるのが大好きなので夫の作った料理を毎日笑顔で食べ、夫はそんな私たちを見て幸せそう。 いろいろな家族の形があっていい。 人からどうみられるか、周りがどうかより、自分たちが幸せでいられる方法を見つけていきましょう。
まとめ
毎日がハレの日である必要はなく、普段はシンプルでいい。 シンプルであること、いつもと同じであることは、安心につながります。 料理に限らず、普段の生活をシンプルにすることで自分にとって大切なことに時間やエネルギーを使うことができる。 一汁一菜はそんなライフスタイルなのだと思います。
オススメ
料理の苦手な私を救ってくれた救世主。 料理の本としてだけでなく、暮らし・生き方の本としてもオススメです。