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マイホーム出身の私がマイホーム願望を持たない理由

実家はマイホーム

結婚して約10年、長野県→神奈川県→東京都 と引っ越しを重ね、その間に家族が増えていますが、部屋の広さは引っ越す度に小さくなっています。

お互いの実家は持ち家で、それぞれの親は現在も私たちが育った場所で暮らしています。

私は近くの小学校に通っていましたが、中学からは電車通学だったため、近所のお友だちと遊んだ記憶がほとんどありません。

中学時代の友人とは今でも年に数回集まるし、とても大切な仲間ですが、それぞれが電車通学だったこともあり、学生時代も家で遊ぶということはあまりありませんでした。

家にも地元にも愛着がない

私が小学校に入る前に父方の祖父母の家を二世帯住宅にリフォームし、それから結婚するまでの20年以上を実家で過ごしてきました。

20年も同じ家に住んでいましたが

  • 自分が家で友人と遊んだ記憶があまりない。
  • 自分のアイデンティティが育った土地とは強く結びついていない。

ため、育った家にも土地にも愛着も執着もありません。

育った土地とは関係のない土地で、その時々で楽しく暮らしている、というのがわたしが1つの場所に居続けたいとは思わない理由なのかもしれません。

逆に妹は(私と同じで中学から電車通学だったにもかかわらず)家の近くにも友人が多く、生まれ育った家に思い入れがあります。

そのため私と比べても実家が大好きで、生まれ育った土地への執着も強く、現在も家族と一緒に実家の近くで暮らしています。

マイホーム購入のメリット

マイホームを購入する=

  • 中長期的にその土地で暮らす
  • その土地のコミュニティに参加し、その土地の人として生きていく

マイホームを購入することは、ある時点で将来のビジョンを決め、そのビジョンに沿って行動することなのだと思います。

家を買う段階でものすごく労力を使って考える代わりに、一度家を買ってその土地で生きることを決めてしまえば、その後はビジョン(近くの〇〇保育園/幼稚園を卒園したら、△△小学校に入り、学区の◻︎◻︎中学に進む。子どもが小学校に上がったらパートをしよう、など)に沿って生活を営んでいけばよい。

これからどこに住もうか、学校はどうしようかといった数多の選択肢に悩まされることもなく、限られた選択肢の中から選んでいくことができるようになります。

わたしが賃貸に暮らす理由

子どもがまだ幼稚園にも入らない段階から、どこの小学校に入ってどこの中学校が学区か、といった将来の自分たちの姿が全くイメージできません。

何年も前の段階から娘にとってのベストな選択ができるとも思っていません。

せいぜいイメージできて1年か2年くらい。
自分のことだけならともかく、子どもの5年、10年先のことなんて全然わからない。

その時々で自分たちにとってのベストな選択をしたい。
選択が間違っていたら、そこから逃げ出したり、軌道修正のできる柔軟性を持っていたい。

そんな思いから賃貸物件で暮らしています。

将来、娘が自分の道を自分で選ぶ時がきたらこの気持ちも変わるのかもしれませんがしばらくは賃貸暮らしを続ける予定です。

まとめ

ずっと同じ家に住むことを安定・安心と考える人もいるのでしょうが、私はいろいろな場所に住める身軽さが好きです。

気に入ればその土地に居続ければいいし、合わないと感じたり、違う土地でやりたいことが出てきたりしたらさっと荷物をまとめて移動すればいい。

自分を縛るものをなるべく少なくしたいのでこれからも賃貸で暮らしていく予定です。

賃貸で暮らすのか、マイホームを建てるのか。

周りの意見や環境に流されることなく、双方のメリット・デメリットを考えた上で自分や家族にとってのベストな道を選びましょう。

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