【保険の見直し】火災保険も見直していますか?
保険の見直し
固定費を削減する際の項目の1つに「保険の見直し」があります。 保険は就職、結婚、出産などのタイミングで加入することが多いですが、その時々で必要になってくる保障は変わってきます。 保険料が家計に占める割合は人に大きくなりがちなので、見直しをする人も多いと思います。 そんな中、意外と見落としがちなのが「火災保険」ではないでしょうか?
勧められるままに加入していた火災保険
引越しを機に、火災保険に新たに加入することになりました。 以前の住まいは、夫の会社を通して契約をしていたので賃貸契約時に勧められた火災保険に加入し、保険料は毎月の給与から引き落とされていました。 更新の度にお知らせが届きましたが、特に内容を吟味することもなく、オススメのプラン(3つくらいプランが書いてあり、毎回真ん中のプランに「オススメ」と書いてある)に加入していました。
保険金額をシュミレーション
火災保険加入にあたって、まずはウェブ上で金額シュミレーションをしてみたところ
こうなりました。 一番下の「対象となる住まいの情報」をベースに試算されているようなのですが、正直わが家はこれほどの保障を必要としていません。 賃貸暮らしなので、万が一の出火や水漏れの際にご近所さんや大家さんにできるだけ迷惑をかけないようにしたい。 個人賠償責任保険には別で加入しているので、近隣の住宅への賠償についてはカバーされているので、入りたいのは大家さんに賠償する「借家人賠償責任」保険。 家財の保障もこんなに必要ありません。
火災保険をカスタマイズ
そこで必要なものだけで保険をカスタマイズすることにしました。
- 家財の保障額は1,000万円もいらない。
- 類焼損害保障特約は個人賠償責任保険でカバーされているので加入は不要。
家の中のもの全てが消失したとして、1000万分の損失が出ることはありません。 高い家具もテレビもなく、家電も冷蔵庫や洗濯機、パソコンなどで、必要ものを買い直しても200万円もあれば充分です。 借家人賠償責任特約をつけるためには、家財保険に30口以上(保障額300万円以上)の加入が必要だったため、30口加入することにしました。 また現在の住まいの周辺環境を考え、自然災害は不要と判断。 借家人賠償責任は1,000万円の保障をつけることにし、
- 家財保障 300万円
- 借家人賠償責任特約 1,000万円
この内容で加入することにしました。 カスタマイズの結果、保険の金額は年間で2,350円になり、オススメの保険(シュミレーションで出た金額)と比べてだいぶ安くなりました。
まとめ
医療保険や終身保険と比較すると金額としてのインパクトは小さいですが、それでも年間1万円の節約になります。 必要だから、と賃貸契約のタイミングで勧められるままに火災保険に加入した、という方は不要なオプションや過度な保障がついている場合もあります。 更新のタイミングが近い方は、一度契約内容を見直してみてはいかがでしょうか。