【子どものお金の管理法】 お小遣いもお年玉も子どもの好きに使わせる
親が管理するお金
わが家では、子どものお金を
- 親が管理するお金
- 娘が管理するお金(娘が自由に使えるお金)
の2つに分けています。 娘のために役立ててね、という名目で親が受け取るお金(節目のお祝いにいただくお金や児童手当など)に関しては、親が管理し、貯金や投資に回したり、必要なものを買ったりしています。
子どもが自由に使えるお金
一方、娘がもらったお年玉やお小遣いは、娘の好きに使わせています。 娘は今4歳なので、お年玉やお小遣いといっても、図書カードをもらったり、お出かけするときに500円もらったりという程度ですが、もらったお金や図書カードは娘用のお財布に入れて好きな時に自由に使えるようにしてあります。 これから先、金額が増えたとしても現在のやり方を続けていくつもりです。
お小遣いは好きに使おう
お年玉もお小遣いも、本人の手に渡れば娘のお金です。 娘のお金の使い方にあれこれ口をはさまないように心がけています。 アドバイスをすることがあるとすれば、それを買うと残高がいくらになる、といった計算上のことくらいで、何を買えとか何は買うなとは言いません。 自分のお金を自由に使うことで
- お金を使う楽しさを知る
- 金銭感覚が身につく
- 何にお金を使いたいか考えるようになる
- 欲しいものを得るためにはお金が必要なことを理解する
- 何をしてお金を稼ごうか考えるようになる
という、お金と価値の関係や、働くことの意味などを経験を通して身につけて欲しいと思っているからです。 親からみて、そんなお金の使い方するの?と思っても、それもひとつの経験です。
貯金はしなくてもいい
もらったお金を全額貯金してもいいし、全額好きに使ってもいい。 子どもには管理できないから、とか無駄遣いをしないように、と先回りして親が貯金をするのは簡単ですが、それでは管理能力も自分の価値観も磨かれません。 貯金は親が強制的にするのではなく、自分で選べばいいと思います。
何にお金を使うのかを見守る
今年のお正月もらった図書カード。 本屋さんにあるものなら、おもちゃでも本でも好きなものを買えるんだよ、と説明してお財布に入れました。 現時点までに娘が買ったのは
- こむぎねんどのセット
- ワークブックを4冊
毎週図書館で絵本を借りている娘にとっては、本屋さんで欲しいものは絵本ではないのかもしれない、という新しい発見もありました。 図書カードにはまだ少し残高があるので、娘が何に使うのか楽しみです。
まとめ
自分で考えて行動して、時には失敗も経験する中でしか、自分にとって価値あるお金の使い方を見つけることはできません。 自分でお金を使いながら金銭感覚を身につけたり、働くことや稼ぐことについての意識が高まってくれたら嬉しいです。
オススメ
ちきりんさんのブログ記事を読んだことが子どものお金について考えるキッカケになりました。 こちらの本に載っています。
4人のお子さんを育てた林さんのお金と子育ての本。 林さんはお小遣い帳ではなく通帳でお子さんのお金を管理していたそうですよ。